2013/09/29

HG 1/144 ヴァルヴレイヴIV -火ノ輪- レビュー

『革命機ヴァルヴレイヴ』より、ヴァルヴレイヴIV-火ノ輪-のレビューです。





アニメ第二期を控え、メイン5機全てのHGリリース化が決定したヴァルヴレイヴ。
今回はHGシリーズの折り返し地点となる、流木野サキの駆る4号機のレビューです。




パッケージ
今回はガンプラでよく見かける銃を構えるポーズみたくなっています。
HGヴァルヴレイヴシリーズはどれもコレも箱絵が格好いいです。



正面と背面
首から下の基本フレームは1号機や3号機と変わらないのですが、4号機の特徴である
マルチレッグ・スパインのおかげで、腰から下のボリューム感が凄い事になっています。
当然、かなりの重量がありますので2本足での自立は困難となります。




側面
両肩にある武装のスピンドル・ナックルは肩から取り外して両手に装備させる事が出来ます。



腕の可動は従来同様かなり上部の方まで可動します。
両腕をめいっぱい広げてようやくスピンドル・ナックルが干渉する程度です。

なお、コレも従来同様ですが肩や腕、腰周りの白いラインは全てシールとなっています。



マルチレッグ・スパインはめいっぱい広げてコレくらいです。
正直もう少し何とかならなかったのかなとは思います。

後述の硬質残光のギミックのためとはいえ、 足2本1組が3組という組み合わせで固定されており、
アニメ本編みたく6本が独立して動かせなかったり、膝が曲がらないというのはちょっと残念です。



スピンドル・ナックル用のクリアパーツです。
今作はちゃんと色がついています。1号機3号機涙目モノです。
顔面部のセンシズ・ナーヴの黄緑色パーツより若干濃い目の色調となっています。



このパーツを用いる事で、スピンドル射出時の演出が行えます。
パーツは1対しかないので、2個のナックルを同時に射出といった演出は残念ながら不可能です。



上の画像を横向きのアングルから、射出エフェクトの長さは大体このくらいです。

4号機をスタンドに乗せて真っ直ぐ射出させようとしても緑のスタンドの長さがやや短いため、
構図次第では画像のように四号機をのけぞらせるなどして高さをあわせる必要があります。
緑のスタンドはもう一回り長かったらよかったかなと思います。



マルチレッグ・スパインの足先から射出される硬質残光用のエフェクトパーツ
4号機には1号機3号機の様に本体の踵の部分から出るエフェクトパーツはついていませんが、
その分これらのクリアパーツに色がついたのだと思えば大いにうぇるかむです。



2本1組の足先クリアパーツを全て外し、硬質残光のクリアパーツと差し替えます。
それゆえに6本足全部を独自可動させるギミックは削ったのかなぁと思うと少し残念です。
かなり大きいエフェクトパーツなので迫力はあると思います。



1号機と並べて1枚。
1号機単品で見るとそうでもないのですが、3号機4号機と並べると
むしろ1号機の方が女性機体っぽいシルエットになるなぁとつくづく思います



以下適当に数枚

スピンドルのパーツはスミ入れしたらもっと映えるかなぁと思います。


本編1期では終盤になるにつれてあまり活躍が見られなくなった4号機ですが
2期ではどういう活躍をしてくれるのか、今から凄く楽しみです。


 ハルトとの関係というか距離感というか、その辺りも2期になると掘り下げたりするのかしら?



以下まとめ&感想
1号機の『イノセント・ゼロ』はスルーしましたが、4号機は早く立体化して欲しいなと思っていた機体だったのでこうして無事に発売されて大変嬉しく思います。

エフェクトパーツが透明だったらどうしようかと思っていたのですが、
今回はちゃんと深緑色のクリアパーツが使われており、一安心です。
今後リリースされる5号機6号機についてもその辺りはちゃんとなってるといいなぁ……。

マルチレッグ・スパインの可動についてはやや不満があるものの、
従来同様素体フレームの可動域は広いので躍動感溢れるポーズをつけることができ、
スピンドル・ナックル射出エフェクトも、今作はエフェクトパーツに力を入れているので
過去作に比べてアニメ本編での機体の魅力がより大きく伝わるキットではないかと思います。


VVVのプラモはガンプラ1/144よりじゃっかん大きいため場所をとる機体が多く、
そろそろ棚の圧迫感がしんどいところではありますが、残りの5号機6号機も購入&レビューを
していきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。